算数も急がば回れという気持ちが大切!

中学受験の算数というと、

受験校で実際に出題された問題と同等レベルの問題の解答方法を教えてしまいがちです。

それも先々は必要です。

しかし試験問題は見た目も難しく、問題そのものにいくつもの引っ掛けや落とし穴があるものです。

いきなりそのような問題を児童に解かせることで、やる気を失わせてしまうこともあります。

試験問題は小学校の期末テストのように児童の理解度を見るのではなく、

一定レベルの児童を選抜する目的で、受験者を落とす試験だからです。

そういう問題を解く力がついていない段階でいくら問題を解かせても、

受験のテクニックを教えることにしかなりません。

受験で必要なのはまず基礎力で、それをしっかり身につけてこそ応用力も身につきます。

算数の基本は、四則演算と九九です。

その他に小学校の指導要領では扱わないつるかめ算などもありますが、

受験では出題される特殊算です。この特殊算さえ、基本は四則演算と九九です。

そこでまずこれをどのくらい理解できているかを、改めて確認するところから始めます。

足し算の繰り上がりや引き算の繰り下がりは理解できているか、

九九の9の段まで頭に入っているかをいろいろな問題で確認します。

これを正確に、しかも早く解く練習をします。それから2桁の演算、3桁の演算と難易度を高めます。

基礎的な四則演算と九九からやり直し、更に段階的に難易度を高めていくことで、

自信と応用力も必然的に高まります。